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小町ちゃんとの再会

◇小説・ふたなり奥様のレズビアン調教◆

387.【プロローグ.2】
小町ちゃんとの再会

◆ ◆ ◆

「小町ちゃん、こっちにいらっしゃいな?」


奥様は小町ちゃんに声を掛けた。
小町ちゃんは、ショートに整えられた艶やかな黒髪を揺らしつつ振り向く。
奥様の姿を見つけると、ふわりと口許を綻ばせた。
陽光を受けて輝く小さな花の様な……そんな笑みだ。
ハッキリ言って凄く可愛い。

タイトな黒いスカートと白いリボンブラウス、派遣されたスタッフと同じ服装だ。
少し大人っぽい服装だけれど、それも良く似合っている。
やがて小走りに、こちらへ近づいて来た。


「お呼びですか? 奥様」


そう言って奥様を見上げる小町ちゃん。
奥様……? と、一瞬気になったものの、小町ちゃんは奥様より直接、ペントハウスの管理を任されているので、社長と呼ばなくても良いのだろう。
奥様も全く気に留めていない様だ、笑顔で話し掛けた。


「その服装、とっても良く似合っているわ、ふふッ……」


その言葉に小町ちゃんは、軽く目を伏せ、ありがとうございます……と、答える。
嬉しそうに、少し照れた様に。
その仕草も、その表情も、やっぱり可愛い。

なんて言えば良いのか。
美しい奥様の前で、はにかむ小町ちゃんの姿は、とても絵になる。
例えて言うなら、美の女神様に仕える、愛らしい天使の図……という感じかなと。

……上手く例えられないけれど、とにかく。
それほどに可愛いという事だ。

奥様が小町ちゃんに一目惚れして、思わず声を掛けてしまったのも理解出来る。
一年半ほど前、小町ちゃんがウェイトレスとして、喫茶店で働いていた時の話だ。


『あなた……本当に可愛いわね? ファンになりそう。また遊びに来ても良い?』


それが初対面の小町ちゃんに対する、奥様のアプローチだった。
そんな風に声を掛ける奥様には少し驚かされた、そういう冗談は言わない人だからだ。
でも、いわゆる同性ならではの軽いノリ……みたいな口調と雰囲気だった気がする。
そんな奥様の言葉に、小町ちゃんは穏やかな笑みを浮かべ、静かに応じた。


『ありがとうございます。私はこの時間に働いておりますから、是非またお越し下さい』


私はその時の小町ちゃんの対応に、少なからず驚かされたのだ。
奥様に不快感を与えず、お店の評判も落とさない、ごく自然な対応に思えた。
実際には、他に正しいマニュアル的な回答があるのかも知れない。
だけど私だったら、あの場面であんな風に対応出来ただろうか……と、考えてしまう。
思わずあたふたしてしまうか、それとも照れ隠しに笑ってしまうか。
締まらない事になったかも知れない。

その点、小町ちゃんはしっかりしていた。
可愛く、愛らしく、儚げにすら見えるのに、芯のしっかりした子なのだ。
だからこそ奥様は小町ちゃんをいたく気に入り、見染めてしまったのだ。

今も奥様は愛おしげに眼を細めながら、小町ちゃんを見下ろしている。
可愛くて仕方無い……そういう想いが表情に表れていた。

そんな事を考えていると。
奥様はおもむろに私を見遣り、静かに口を開いた。


「小町に改めて紹介しておきたかったの。以前に何度も会っていると思うのだけれど、覚えているかしら? 私の同行秘書を務めて貰っている雛罌粟(ひなげし)……ヒナよ?」


奥様から紹介を受けてしまった私は、気が動転してしまう。
まだ心の準備が出来ていなかったのだ。
仕事上での挨拶ならともかく……相手が小町ちゃんだと、どう挨拶すべきなのか。
悩む時間もなく、私はしどろもどろになりながら口を動かす。


「あっ……あのっ、社長の同行秘書を務めております、美杉雛罌粟です! えっと……お久しぶりです!」


酷い挨拶だ。
社会人一年目の子だって、もう少しまともに挨拶出来そうな気がする。
だけど、やっぱり小町ちゃんが相手だと緊張してしまう。
私の挨拶を受けて、小町ちゃんは淡く微笑んだ。


「ご無沙汰しております。ペントハウスの管理を任されている、菱旗小町です。美杉さん、喫茶店でお会いして以来ですね、お元気でしたか?」


模範解答の様な挨拶だった。
緊張の中であたふたしてしまった私とは大違いだ。
私を見上げる大きな目、煌めく瞳。
ふっくらとした桜色の頬に形の良いお鼻、笑みを形作る唇。
本当に可愛い。
今度はその可愛さに緊張してしまう。


「は、はい、元気でしたよ? 菱旗さんも元気そうで……」


自分でも何を言っているのか、良く判らない。
きっと私は今、目を白黒させながら狼狽えているのだろう。
隣りに立つ奥様が、助け船を出してくれた。


「ふふッ……ヒナったら緊張し過ぎ。安心なさいな? 小町はとっても良い子だから」


「あ、は、はい、申し訳ありません……その、久しぶりで、あはは……」


思わず笑ってごまかしてしまう。
格好悪いなあとは思うけれど、どうして良いのか判らない。
小町ちゃんはしっかりしているのに、なんだか情けない。
そんな私の様子を見た奥様は、ポンポンと肩を叩いて下さって。


「そうね……やっぱり久しぶりだと緊張しちゃうものね? うん、少しずつ打ち解けて欲しいと思っていたの」


「……はい」


そう仰る奥様の声は優しくて。
その声に私は頷き姿勢を正す、それから改めて小町ちゃんの方へ向き直った。


「あの、菱旗さん……今後とも、よろしくお願いしますね?」


「はい。こちらこそ、よろしくお願いします」


私の言葉に、小町ちゃんは笑顔で応えてくれた。
裏表を感じさせない、屈託のない笑顔だった。
奥様が口を開いた。


「今日は小町にも手伝って貰う事になっているの。主にホール外での雑用や、スタッフの手伝いをお願いしているのだけれど、インフォメーションコーナーで、ホールの案内も担当して貰う予定。そのタイミングで、ヒナにも一緒にインフォメーションを頼もうかと思っていたの」


奥様の言葉に、私は再び緊張してしまう。
私の様子に気づいたのか、奥様は微笑みながら尋ねた。


「お願い出来るかしら? ヒナ。もし難しい様なら……」


「いえ、大丈夫です! 任せて下さい、奥様!」


緊張しながらも、私は即答した。
ここはきっちり、お仕事をこなさなきゃ駄目だと思ったのだ。
小町ちゃんの事については……色々とまだ気持ちが揺れてしまう。
でも、だからと言って仕事を疎かにするわけにはいかない。
気を引き締め直した私に、奥様がそっと囁いた。


「今は、奥様じゃなくて……社長でしょう?」


「あっ……も、申し訳ございません、社長……」


私は俯き、謝罪の言葉を述べたのだった。

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