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他愛のないギャンブル

◇小説・ふたなり奥様のレズビアン調教◆

170.【プロローグ2】
他愛のないギャンブル

◆ ◆ ◆

水平線と青空が一望できる海岸線沿いに新設された自動車道。
私は社長が運転する車に同伴し、出張を兼ねた長距離ドライブを楽しんでいる。
舗装されて間もない路面をゆったりと走行する車はとても快適で。
カーオーディオから流れるBGMも静かで心地良くて。
それはとても贅沢で、幸せな時間だった。

とはいえ奥様にとっては、少々刺激が足りなかったのかも知れない。
口許に悪戯っぽい笑みを浮かべつつ、私に或る提案を持ち掛けて来たのだ。
それはちょっとした余興……簡単な賭けだった。

お互いに好きな色を選択、宣言し、先にその色の車とすれ違った方が勝ち……そういうルールだ。
賭けるものは……私が勝った場合は、奥様の自宅で奥様の手料理。
そして奥様が勝った場合は、今夜泊まるホテルで、いやらしくて淫らなプレイを行う、というモノで。
奥様は楽しげに言葉を続けた。


「……ね? すっごくいやらしいプレイ……今まで試した事の無い、卑猥なプレイなの。どうかしら? ふふふッ……」


奥様の提案を聞き、私は頬が熱を帯びるのを感じて。
とはいえ、これで恥じ入って何も言えなくなるほど、私も初心では無いから。


「そんなこと……奥様が望めば私は何時だって……」


ちょっと強がって、私はそんな風に切り返してみた。
だけど、こういう台詞が様になる柄ではないので、もそもそと言い澱んでしまう。
そんな私の様子を楽しむ様に、奥様は言った。


「ふふふッ……ヒナったら強がっちゃって可愛いんだから。でも、せっかく思いついた余興なんだもの、ノッて欲しいなってね。それに……本当にいやらしくて恥ずかしいプレイだから……ヒナに嫌われちゃうかな? って、心配だったの。だから少しずつ時間を掛けて……って思っていたのだけれど、予め淫らな事をするって宣言して賭けの対象にしてしまえば、気兼ね無くヒナを襲えるでしょう? ふふッ……ゲームの延長、お遊びだって割り切れるかなって。どう?」


「あの、えっと……その……私は……」


今まで幾度と無く、私は奥様と身体の関係を持っていて。
奥様から与えられる行為全てが愛おしくなる程、深く深くのめり込んでしまっていて。
だから、奥様にこんな提案をされると……嫌うどころか、その気になってしまうというか。
そもそも嫌うだなんてそんな事、絶対に在り得なくて。

私はもともと、性的な事が本当に苦手で……誰かに恋愛感情を持つ事すら無いと思っていた。
自身の身体に、女性でありながら男性器も存在するという事実が私を他人から遠ざけていた。
だけど、そんな私を変えて下さったのが奥様で。
美しくて、力強くて、自信に満ち溢れている奥様が、私を求めて下さるから。
だから私は、奥様の求めなら、どんな事にでも応じてしまえる。

それはきっと、奥様も判っている事なのだろうと思う。
だからこそ、ゲームだと仰っているのかなと。
それなら乗ってみせるのが、奥様の傍にいられるという特権を得た私のすべき事なのだろう。


「はい、判りました。私が勝ったら……奥様の手料理ですよね?」


「そうよ? 腕によりを掛けてご馳走してあげちゃう。でも私が勝ったら……今までヒナが体験した事も無い様な、いやらしいプレイで虐めちゃうの。ふふッ……」


とても嬉しそうに、そう仰る奥様の様子を見て、私の心臓はトクトクと高鳴り始めて。
その……勝っても負けても、私に損は無いと言うか、得してしまう様な……。
そんな風に考えてしまい、私は更に頬を紅潮させてしまう。
いけないいけない。
ゲームはゲーム、しっかり勝利を目指してこその興。


「それでは、今から宣言した色の車と、先にすれ違った方が勝ち、それで宜しいですね?」


「ええ、そうね。まずはヒナから色を宣言して?」


奥様はそう仰って私に色の選択を促した。
それを受けて私は考える。

単純なルールのゲーム、賭けだけれど。
せっかくのゲームなので、運任せでは無く、やはり勝つ為に筋道立てて考えたい。
とはいえ、この状況で筋道を立てる為に得られる情報なんて知れているわけで。
そんな中、私はふとカーナビの画面を見て気づいた。
そしてざっくりと考えをまとめ、口を開いた。


「青い車とすれ違う可能性が高いと思います」


「それじゃ、私は緑色の車を選択しておくわね? ……ヒナの意見、それは勘かしら?」


奥様はハンドルを握り、正面を向いたまま、口許に笑みを浮かべて自身も色を宣言し、そして私に質問した。
勘か? と、問われれば、勘の域は出ないのだけれど、推察であれ根拠があれば、勝率も上がろうというものだ。
私は奥様の問いに答える。


「いえ……このカーナビを見て気づいたんですが、今走っている自動車道の北側に、大きな森林公園があるんです。でも確かこの公園って、人口増加と地域全体の活性化に伴って、公園内の設備を新しくする為の工事を行っていた筈なんです」


そう、今回のお仕事、ホテル開発プロジェクトについての資料をチェックしていた時、この森林公園に関する記述も参考として記載されていた。
カーナビの画面に映る地図を見て、それを思い出したのだ。


「となると、公園に資材を搬入、あるいは廃材を運び出す為のトラックが出入りしているんじゃないかなって。そしてこの辺りなら、我が社が良く利用している大手造園会社が仕事を引き受けている可能性が高いと思うんです」


私は奥様に話しながら、これは結構当っているのでは? などと思い始めていた。
実際には憶測と思いつきだけで、強い根拠なんて無い意見なんだけれど。
とはいえ完全なヤマ勘でも無いわけで、これはこれで良い案なのではと思っていた。
そのまま言葉を続けた。


「その会社が使っているトラックの大半は車体が青、白抜きの文字で車体側面に社名が入っていた筈なんです。なのですれ違うとすれば、青いトラックだと思ったんです」


「なるほど……なかなかしっかりとした根拠ね。良い意見だと思うわ」


私の話を聞き終えた奥様は、そう言って私の意見を褒めた。
褒めて貰えると悪い気はしない。
だけどその点を褒めるという事は、奥様も何か根拠があって緑色の車を選んだという事だ。
そこで私は、奥様がなぜ緑色の車を選んだのか訊ねてみた。


「奥様はどうして緑の車だと思ったんですか?」


私がそう質問している間に、対向車線を白い車が一台走り抜けていった。
奥様の予想とも私の予想とも違っている、勝負はまだ続いたままだ。
奥様は穏やかな口調で仰った。


「森林公園へ差し掛かる手前に結婚式場があったの。光溢れるナチュラルなチャペル……なんて、テレビCMなんかでも有名な式場で、送迎バスも出てる。そのバスの車体の色を選んだの」


「なるほど……」


思わず感心してしまう。
確かに、言われてみれば道路脇の大きな看板にも表示されていた様な気がする。
理屈的にも正しいし、通り掛りそうな気がして来る。
でも、私の意見も悪くは無いと思う……まだ勝負は判らない。
しかし奥様は、更に言葉を続けた。



「今日は日曜日……恐らく工事はお休みだと思うわ。建築業界は休日でも働きたがるけれど、去年、人材確保の為に業界全体の方針として、日曜日は休む事が推奨されたばかりだし、ましてや市営の公園だから、その辺りは遵守すると思う。それに今日は大安……日曜日の大安だもの。結婚式にはうってつけの日なんじゃないかな、なんて……ふふッ」


奥様はそう仰って、楽しそうに笑った。
私は頭を抱えたくなった。
奥様の仰る通り、そして私の勝つ目は既に殆ど無い。

でも勝負は最後まで判らない、なにより走ってくる車の種類なんて、結局は運任せだ。
奥様の言った通りであったとしても、実際に送迎バスが通り掛る可能性は低い。
純粋な運頼みの勝負と考えても差し支えないくらいの確率なのでは。

そんな事を考えていると、対抗車線を緑色の送迎バスが、ゆったりと走り抜けていった。
奥様が悪戯っぽい口調で言った。


「今夜が愉しみね、ヒナ。ふふふッ……」

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